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東欧の素敵な記憶【後編】

*前編も合わせてご覧ください


ベオグラードからブダペストの旅紀へ


早朝、セルビアの首都ベオグラードを国際列車で出発。国境を越えて、夕刻にハンガリーの首都ブダペストに到着しました。


3.ブダペスト①

ずっと訪れたいと思っていたブダペスト。美しい街は、『ドナウの真珠』といわれます。
街全体が世界遺産に登録されています。
ドナウ川をはさんで西岸がブダ地区、東岸がペスト地区。滞在は駅近くのアパートメント。気温は低く、帽子と手袋は必ず着用していましたけれど、お天気に恵まれて楽しい街歩きができました。移動は、トラム(路面電車)・バス・地下鉄です。 トラム(路面電車)・バス・地下鉄で共通して使えるチケットが何種類かあり、滞在日数や目的に合わせて選ぶことができます。便利ですね。


4.ブダペスト②
アパートメントの立地がよかったので、朝ごはんを食べて街歩き、お昼はアパートメントに戻ってひと休みして、また街歩き、と楽しみました。見どころ満載の美しい街です。

聖イシュトヴァーン大聖堂。イシュトヴァーンとは初代ハンガリーの国王の名です。

ハンガリー国立劇場の最寄り駅である「OPERA駅」。M1号線ミレニアム地下鉄の駅で、ヨーロッパではロンドンに次いで2番目に古く世界遺産に登録されています。とてもレトロな雰囲気です。

ハンガリーといえば、ヘレンド村で誕生した陶磁器ブランド「Herend」。直営店では茶葉もさりげなく販売されています。ここの茶葉をお土産でいただいてからたちまち虜になり、ブダペストに行ったら必ず買おうと決めていました。 フレーバーティーが苦手でなければおすすめです。

そして、人気の観光スポットである中央市場。様々な食材が豊富で目移りしてしまいます。オリーブ、サラミ、パプリカ(ハンガリーといえばパプリカです)などを購入。ハンガリーワインもしっかり買いました。



5.ブダペスト③
ブダペストといえば、すばらしい夜景が有名ですね。冬の冷たい澄んだ空気の中、ドナウ川の向こうに見える王宮の丘は何ともいえない幻想的な美しさを放っています。

夜のくさり橋も幻想的です。1849年完成のこの橋はドナウ川の西岸ブダ地区と東岸ペスト地区を結んでいます。橋の両側には歴史を見てきたライオン像があります。

セルビアの首都ベオグラードからハンガリーの首都ブダペストを訪れたのは厳冬の季節。
キーンと冷たい澄んだ空気の冬の街も魅力的ですが、欧州は夏がベストシーズン。
次は、緑あふれる夏の時期に再び訪れてみたいなと思っています。

時間に追われることなく、気ままに街歩きを楽しむそんな旅。素敵な記憶が旅のおみやげです。

Writing by 石井かおり

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